【自社でSEO対策】超重要!被リンクの重要性と獲得方法

最終更新 2022年11月8日 by j-works

まず初めに、被リンクとは外部のホームページからリンクされることを言います。

被リンクを集めることはSEO対策で最も重要とされています。

10年以上前からそれは大切だと言われてきましたが、今でも特に重要な施策である事は変わっていません。

質の良い記事やコンテンツを増やしていっても被リンクを集めないことにはなかなか検索上位に表示されるのは難しいです。

この記事では被リンクの重要性と、具体的な被リンクの獲得方法を解説していきたいと思います。

このような人にオススメの記事です
  • 自社でSEO対策をおこなっていきたい
  • サイトを上位に上げたい
  • リンクの重要性は分かっているが獲得方法側がわからない

当サイトでもブログ記事の更新を続けていますが、被リンクを獲得したからこその現在の検索結果であると言えます。
以前Web幹事様に掲載していただいた記事を書きました↓

目次

なぜ被リンク獲得が重要なのか?

例えばあなたが医療関係の記事を書いたとします。その記事を専門家の先生がオススメとして紹介してくれたらどうでしょうか?

これはクローラー(SEOを評価するためのロボット)にとっても、読者にとっても非常に信頼のおける記事であると言えます。

リアルの口コミと同じで、たくさんの人に紹介されていればそれだけ信頼が集まっていると言え、品質も担保されているということになります。

  • 注目が集まっている
  • たくさんの人に紹介されている

上記のような記事は、Googleからすると検索ユーザーに最もオススメたいコンテンツの一つになります。そのためオススメとして検索の上位に表示にしてくれます。

被リンクは重要でないと主張している人もいるが…

2012年ごろに違法なリンクを取り締まるアップデートが行われました。

それまでは被リンクを集めていれば集めているほど効果がありました。

しかし、その大型アップデートで無意味な被リンクをたくさん集めているホームページは取り締まりの対象になりました。

その後Googleは、被リンクを使わずに質の良いコンテンツだけを判断して検索上位表示する施策を行いましたが失敗に終わっています。

その後、2016年Googleのゲイリーはこのようにツイートしています。

質問者
ゲイリーの回答

ゲイリーは読者満足度を高めるために他者からのリンクなしでは測れないと言っています。

現在は被リンク元を審査する精度が上がり、リンクしてくれている相手ホームページの質も大きく反映されるようになっています。

被リンクは意味がないと言われてしまうのは、自社ページとの親和性がなかったり、リンク元の記事やホームページの質が低いことが原因であると言えます。

手当たり次第の被リンク獲得は効果がないばかりか、逆にデメリットになる可能性もあります。

コンテンツだけではSEO対策にならない

ホームページにおいてコンテンツの質はもちろん大切ですが、コンテンツの質だけではどうにもならないのがSEO対策です。

なぜなら、どんなに読者満足度が高いであろうコンテンツを持っていても、被リンクを受けないことにはGoogleのクローラーはその価値を判断できないからです。

クローラー

いっぱい情報書いてあるけど誰からも支持されていないし表示させるべきか迷うなぁ…

クローラーの評価判断基準として以下のようなものがあります。

  • 読者の滞在時間
  • 巡回率
  • 直帰率
  • アクセス数
  • PV数(ページ視聴数)
  • 被リンク数

これらを基準にクローラーは価値の高いページかどうかを判断します。

被リンクだけで上位表示されることもある

検索上位に表示されているホームページからの被リンクを受けることで、まともにSEO対策を行っていなくても順位が大きく上がるのが現状です。

例えば

  • スマホ未対応
  • 文字が小さすぎる
  • 誤字脱字が多い
  • キーワード選定ができていない
  • 台頭や見出しの使い方が不適切

など、ユーザーファースト・スマホファーストとは程遠い作りにもかかわらず上位表示されているホームページが多いのも現状です。

それだけ被リンクの効果は大きいということです。

また、被リンクとSEOの関係、これにはドメインパワーと呼ばれるものが大きく関わっています。
ドメインパワーについてはこちらの記事で解説しています↓

ただし、『ユーザーファーストでない』『モバイルファーストでない』『独自性がない』これらで上位に表示されるのは周りが被リンクを集めていないから有効なだけです。

全体が同じくらい被リンクを集めたら、間違いなく『ユーザーファースト』『スマホファースト』『独自コンテンツ掲載』のホームページが有利になるので、一概に被リンクだけ獲得すれば良いというものでもありません。

被リンクなしでは失敗に終わる

  • 何年もブログ運用を続けているのに全く効果が出ない
  • 記事数は増えているけど競合に勝てない

このような場合はほとんどが被リンク数0です。

読者満足度が高くなりそうなコンテンツを増やし続けていても、被リンクを獲得できないとホームページ運用は失敗に終わってしまいます。

例えば、

  1. 記事の質は悪いし情報量も少ないが、被リンクは多い。
  2. 記事の質も情報量も素晴らしいが、被リンクがない。

1と2、どちらがGoogleに評価されるかと言うと『1』です。

残念ですが、記事やコンテンツだけでは太刀打ちできないのが現状です。

ですが、『2』の場合はリンクを集めたり読者の滞在時間を高める施策を行えば、簡単に『1』を追い抜くことも可能です。

そのためにもリンクを獲得していってください。

記事やコンテンツの質を高めると同時に、被リンクを獲得することを意識していきましょう。

被リンクを獲得するために営業しよう

被リンクを集めることが重要であるとお話ししましたが、被リンクが自然に集まることはほとんどありません。

例えば、あなたはとても役に立つ記事を見つけたとします。しかし、自社のブログに「こちらがオススメです」と言ってリンクを貼る事はほぼないと思います。

それと同じで、被リンクを集めるために自分から営業して行く必要があります。

ある程度の質の良いコンテンツや記事ができてきたらブログやメディア運営しているところへ営業してください。

それも、自分とは関係のない業種業態のホームページへ営業するのではなく、『自分のジャンルと親和性の高いもの』かつ検索で上位表示されているような所へ営業活動を行います。

お互い自社のメディアや記事でリンクし合うことを提案します。

一方的に「紹介してください」と言っては向こうにメリットがないので、「弊社のメディアで貴社を紹介したいのですがよろしければ弊社のことも紹介してくれませんか?」といった形で提案します。

お互いのブログ記事からの流入もそうですが、ドメインパワーを高めるためにも被リンクの獲得は重要です。

ドメインパワーについて詳しくはこちら↓

この場合質の良いコンテンツを置いておくことや記事を書くことが重要ですし、そもそもブログ運営しているか?といったことも重要になってきます。

自社でブログ運用していたり独自のコンテンツを用意している場合はぜひ営業してみてください。

提案するなら同業者意外へ。
自動車業界→塗装メインの企業はエンジン修理に強い企業に提案する。
建築業界→解体業専門の企業はリフォームや基礎工事業の企業に提案するなど。
お互いを紹介する形で。

ホームページの運用やブログ運用で考えなければならないのは「どうやったら被リンクを獲得できるか?」です。

被リンク獲得に向けて独自の情報を載せましょう

『ネットに転がっている情報や本に書いている情報をそのまま載せる』これではオリジナリティがなく、真新しさもありません。相手にとってリンクを貼る価値が薄いと言えます。

知らない情報が掲載されている記事や、紹介したいと思えるほどのユニークな情報でないかぎり、被リンクを獲得するのは難しいかと思います。

しかし、世の中にまだ無い情報を用意するというのも中々難しいことです。

そういう時は独自の事例などを参考にして記事を書いてみてください。

目から鱗の情報を用意するのが難しいかもしれませんが、自社がお客様の悩みを解決してあげたエピソードやその方法を書くことはできるはずです。

自社にしか語ることのできないエピソードこそオリジナルコンテンツであり、誰も真似のできない一次情報になるのです。

例えば整体院の場合、『患者様に合わせて普段と違った施術を行った結果、普段よりも早く効果が現れた』などのエピソードがあればそれを記事として書きます。

ただの解説と情報を書くだけでなく、『出来事』『事例』『実績』を用意してみてください。

まとめ

被リンクを集めるための営業をしている企業や店舗はまだまだ少ないです。

良い記事を書けば誰かが進んでオススメしてくれることもありますが、その可能性は限りなく低いです。

自ら営業してお互いリンクし合う提案を積極的におこなってみてください。

少し手間だと感じるかもしれませんが、手間がかかるからこそ効果は大きいです。

当ブログがWeb幹事様からリンクを受けたのはたまたまであり、自分から営業しないと中々リンクは集まらないものです。

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