【自社でSEO対策】ホームページ運用成功への近道はドメインパワー

最終更新 2022年11月8日 by j-works

「記事をたくさん書いているのにホームページが上位に上がってこない」

「ほとんどSEO対策できていない競合のページよりも順位が低いのはなぜ?」

こういう悔しい思いをしたことありませんか?

私はあらゆるツールを使って競合を調査したり仮説検証を繰り返したりするので、「これでよく上位にくるな」と感じることは多々有ります。

  • SEO対策
  • キーワード選定
  • 競合調査

これらを行うなら同時に知っておいて欲しいことがあります。

それが『ドメインパワー』というものです。

ドメインパワーの存在を無視していてはホームページの運用は絶対に失敗します。

SEOで上位表示するにはドメインパワーを上げることが最優先だと言っても過言ではありません。
(SEO対策がめちゃくちゃでも上位トップ3位に入るのはこれがほとんど)

ドメインパワーは勝手に上がるものではなく、いくつか施策をおこなっていく必要があります。

この記事では、ドメインパワーの基礎知識とドメインパワーを上げるための施策を紹介していきます!

このような人におすすめの記事です
  • これからWebサイト運用をおこなっていきたい
  • サイトの順位がなかなか上がらず困っている
  • キーワードとか考えずに上位表示させたい
  • 検索数の多いキーワードで上位表示を狙いたい
目次

そもそもドメインって?

j-w2021.com←これをドメインと呼びます。

地名みたいなもので、この地名(ドメイン)に家を構築します。

出来上がった家がホームページです。

上位表示させるための指標になるのがドメインパワー

ドメインパワーとは、ドメインの強さのことであり、検索上位表示に大きく関係しています。

様々なキーワードで上位を狙うならドメインパワーを上げる必要があります。

自社サイトのドメインパワーはツールを使えば無料で調べることができます。

無料で数値を計測できるツールはこちら↓
パワーランクチェックツール

独自の方法で計算しているので参考程度に活用してください。

Google公式のツールではありませんが、1つの指標として非常に参考になります。

ドメインパワーの数値は、

  • ホームページの運用年月(ドメインエイジ)
  • 被リンクの数
  • 被リンク元のドメインパワー
  • 読者の滞在時間
  • アクセス数
  • PV数(視聴数)

などで上下します。

検索上位ホームページを計測してみるとドメインパワーが高いことが分かるはずです。

ドメインパワーを上げる施策を行っていれば確実に数値は増えていくので、モチベーションを高めるためにも取り入れてみてください。

他にも有料の計測ツールが存在します。どれも独自の計算方法を取り入れているので全部の数値が同じになるとは限りません。最もスコアが低い数値だったところを参考にしてコンテンツを作ることをオススメします。

SEO上位表示に向けて施策をしよう

ドメインパワーを上げるには意図的に施策を行う必要があります。

逆に、ドメインパワーを上げる施策を行わないと、50記事書こうが100記事書こうがいつまで経ってもホームページは上位に表示されません。

どんなに優秀なデザイナーやコピーライターがサイトのページを作ったとしてもです。

以下、ドメインパワーを上げる施策を書いていきます。

1.外部からリンクを受ける(被リンク)

ドメインパワーを上げるための近道は被リンクを集めることです。

『ドメインパワー0』のホームページは『被リンク0』の場合がほとんどです。

もしくは、被リンクを受けていても被リンク元のホームページのコンテンツの質が低いか…

どちらの場合もドメインパワーは上がりにくいです。

逆に、ドメインパワーが高いホームページからの被リンク効果はとても大きいです。

ドメインパワーの低いホームページ10個から被リンクを受けるよりも、ドメインパワーの高いホームページ1個から被リンクを受けた方が効果は高いです。

また、相手ホームページのドメインパワーが高ければ、こちらのジャンルや親和性に関係なくドメインパワーが上がることもあります。

過去に違法なSEO対策をしていたホームページからの被リンクでない限りは、被リンクしてもらうことをオススメします。

ドメインパワーを上げるためにも被リンク獲得の営業をおこなうのがオススメです。

被リンク獲得についてはこちらの記事が参考になると思います↓

2.内部リンクをしっかり考える

内部リンクはドメインパワーを高めるためにも重要です。

ホームページの内容を評価するクローラーは、ホームページを隅から隅まで巡回してくれるわけではありません。

クローラーが色々なページを巡回できるように内部リンクを設置してください。

また、内部リンクによって読者の滞在時間が伸びることもあります。

例えば、記事を読んでいると次から次へと疑問が浮かびますが、その時にオススメの記事を紹介する形で別記事へのボタンが置いてあったらどうでしょうか?

きっとクリックして別ページも読んでくれるはずです。たとえ全部読まなかったとしても1、2分は滞在時間が稼げます。

ホームページにおいて最も避けるべきは、読者が訪問後数秒で別のホームページに行ってしまうことです。(これを再検索と言います)

『再検索する=満足できなかった』とも言えるので、できるだけ自社サイトで全ての疑問や悩みが解決する作りにすると良いでしょう。

読者の再検索を防止するのに、必要なタイミングで別記事を紹介するのは重要です。

また、『新しい用語が出てきたら補足を入れる』『補足で書ききれなければ別の記事を用意する』など、読者の気持ちを想像して疑問を徹底的に解決してあげましょう。

内部リンクを貼るときのオススメの考え方↓

3.読者満足度の高い記事を書く

読者満足度の高い記事は、読者の滞在時間が伸びます。

読者の滞在時間が伸びることでホームページ全体の評価が高まります。

評価が高いホームページは結果的にドメインパワーが高い傾向にあります。

『滞在時間が短いからダメ』といったことではなく、長い方が有利に運んでいると捉えるべきです。

キーワード選定も重要と言えば重要ですが、それよりも自然と下まで読んでしまえるようなコンテンツ作りを意識してください。

  • 言葉選び
  • 言い回し
  • デザイン装飾
  • 画像の使い方

などを意識して読みやすく書くように心掛け、素早く悩みを解決できる記事にして、とにかく読者ファーストの記事を目指してみてください。

例えばキーワード選びが抜群に上手で検索上位に表示されたとしても、読んでいてすぐに飽きられては別のホームページに行かれてしまいます。

これでは評価を落とすことになります。

読者が再検索して別のホームページに行くということはGoogleからの評価を下げることになるので検索順位が下がります。

検索順位が下がるとドメインパワーも下がっている可能性があります。

上位表示のためにはキーワードも大切ですが、キーワードよりも読者の読みやすさにこだわってください。

4.SNSで発信する

コンスタントにアクセスが集中することでドメインパワーが高まる可能性もあります。

ホームページが検索上位に表示されないうちはGoogle検索では中々アクセスが集まりません。

意図的にアクセスを集めるためにSNSを活用しましょう。

SNSを活用することで、ホームページへのアクセス数アップを狙います。

この場合、プロフィールの書き方や投稿の仕方なども重要になってきますが、とにかく最初は難しく考えずに投稿してなるべく露出することを心がけましょう。

5.紙媒体を活用する

一見アナログマーケティングである紙媒体の活用は関係ないと思われますが、ホームページ運用にもかなり影響及ぼします。

例えば、名刺やフリーペーパーを活用すると指名検索が増えるなど。

指名検索とは、社名や商品名などの固有名詞での検索をさします。

指名されるほど注目を浴びているということは、それだけ価値の高い情報があるものだとクローラーは判断し、検索上位に上げようとします。

検索上位に上がったものはドメインパワーが上がってきているはずなので、オフライン上での活動におけるネットへの影響も馬鹿になりません。

ドメインパワーが低い時の記事の書き方

なるべくニッチなキーワードで確実にアクセスが見込めて、なおかつ人気がないキーワードを選びましょう。

ニッチなキーワード戦略

キーワード選定には『ビッグキーワード』『スモールキーワード』と呼ばれる概念があります。

ビッグキーワードとは例えば以下のようなものです。
『東京 脱毛 おすすめ』
『東京 居酒屋 おすすめ』
『ラーメン 食べ歩き おすすめ』
など、月間検索数がとてつもなく多いものです。

検索数が多いということはそれだけ人が集まっていると言うことなので、検索上位に表示されればそれだけ集客が見込めます。

しかし、検索数が多いということはそれだけ狙っている競合も多いということです。

なのでビッグキーワードで上位表示を狙うのはとても難しいためオススメしません。

そこでスモールキーワードでの上位表示を狙います。

スモールキーワードとは例えば
「東京 居酒屋 唐揚げの美味しいお店」
「上越市 不動産 直江津駅近く」
など、より具体的でニッチなものです。

スモールキーワードは月間検索数は少ないですが確実に上位表示を狙えます。
(誰も狙っていないため)

月間検索数が少ないということは見てもらえる可能性低いから集客できないんじゃないの?

と思うかもしれませんが、ニッチなキーワードで検索する人は悩みや疑問が具体的なので、スモールキーワードで上位が取れればそれだけでアクセス数が増えます。

ニッチなキーワードは悩みが具体的なので記事をジックリ読んでくれる可能性も高いです。

ビッグキーワードに比べて月間検索数は少ないですが、確実に上位表示を狙えてアクセス数や滞在時間を稼げるため、ドメインパワーも上やすいです。

ドメインパワーが低いうちは、なるべく上位を取れてアクセスも集まる見込みがあるスモールキーワードで記事を書きましょう。

ある程度のアクセスが集まりドメインパワーが上がってきたときにビッグキーワードを狙うのがオススメです。

全く検索されていないマニアック過ぎるキーワードを選んでしまうと全くアクセスが集まらないので、そこは注意してキーワードを選びましょう。

以下の記事にキーワードを選ぶときの注意点や、実際に使うツールなども紹介しています↓

まとめ

  • 高品質な記事を書く(高品質なコンテンツを用意する)
  • 内部リンクを張り巡らせて巡回させる
  • 外部からの流入を狙う
  • アクセス数を稼ぐためにSNSで発信する
  • アナログマーケティングも取り入れる

ドメインパワーを上げるためにこれらは重要です。

キーワードで狙って上位表示させるのが難しい場合はSNSを活用したりフリーペーパーやチラシを活用するのもオススメですし、外部へ営業するのも手です。

また、ドメインパワーが低いうちはビッグキーワードで上位にいくことはまず無理なので、競合が狙っていないスモールキーワードで上位を狙ってアクセスを集めるのも有効です。

また、こちらのツールを使用して定期的に計測しておくことも重要です。

パワーランクチェックツール

例えば、半年経ってもドメインパワーがゼロのままでは読者満足度の高い記事が書けているとは思えませんので見直す必要があります。

そのまま記事を書き続けていても全く結果が出ない可能性もあるので、しっかりと方向性を見直しましょう。

質の良いコンテンツがあるからドメインパワーが上がるのではなく、読者の注目が集まるから検索結果が上位に表示されるようになり、結果的にドメインパワーが高まっていた、ということになります。

自分の頑張りが数値化して見れるというのはSEO対策をおこなう上でも重要で、モチベーションを高めるためにもドメインパワーを意識するのはとてもオススメです。

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